京都時代
- 1890年 明治23年 8月1日
京都市東山区粟田に粟田焼陶工 河村卯三郎とカメの長男として生まれる。本名 半次郎。 - 1904年 明治37年 14歳
京都市立陶磁器試験場に第3期伝習生として入学。 - 1908年 明治41年 18歳
陶磁器試験場卒業。父の業を継ぎ蜻山と号す。 - 1910年 明治43年 20歳
神坂雪佳主宰の佳美会(後の佳都美会)創立に参加。 - 1913年 大正 2年 23歳
粟田に独立。第1回図案及応用作品展覧会(農展)に入選。 - 1915年 大正 4年 25歳
粟田より伏見深草に移り、築窯。 - 1921年 大正10年 31歳
大日本窯業協会京都支部設立、評議員になる。 - 1924年 大正13年 34歳
佳都美会解散。京都美術工芸会(15年京都美工院と改称)創立に加わり、理事となる。 - 1925年 大正14年 35歳
パリ万国装飾美術工芸博覧会で、金賞受賞。 - 1926年 大正15年 36歳
日本工芸美術会創立、地方委員となる。日本美術協会審査員。聖徳太子奉賛会第1回展覧会委員。 - 1927年 昭和 2年 37歳
第8回帝展において美術工芸部開設、2点が入選。耀々会創立。 - 1929年 昭和 4年 39歳
国際美術協会創立、委員となる。 - 1930年 昭和 5年 40歳
帝展審査員となる。京都美術展覧会審査員。 - 1931年 昭和 6年 41歳
京都の工芸団体が集まり、日本陶芸協会を組織、総務となる。 - 1933年 昭和 8年 43歳
陶工対象の解説書 陶器指南に注釈をつけ、刊行。日本陶器株式会社(現ノリタケ)の顧問を12年まで務める。 - 1935年 昭和10年 45歳
日本陶芸協会解散。 - 1937年 昭和12年 47歳
文展審査員となる。
我孫子時代
- 1938年 昭和13年 48歳
京都から千葉県我孫子に移り、手賀沼湖畔に近い天神山三樹荘に窯を築く。 - 1940年 昭和15年 50歳
工芸美術作家協会創立。 - 1949年 昭和18年 53歳
日本美術及工芸統制協会設立、部会委員。 - 1949年 昭和24年 59歳
第1回千葉県展が開催、県展委員を務める。 - 1952年 昭和27年 62歳
日展参事となる。
鎌倉時代
- 1954年 昭和29年 64歳
鎌倉に窯を移す。 - 1957年 昭和32年 67歳
鎌倉明月谷に築窯し、明月窯とする。 - 1958年 昭和33年 68歳
社団法人日展評議員となる。 - 1963年 昭和38年 73歳
日本芸術院恩賜賞を受賞。 - 1965年 昭和40年 75歳
日展監事となる。 - 1966年 昭和41年 76歳
勲四等旭日小綬章受章。 - 1967年 昭和42年 77歳
8月1日鎌倉で没。
河村蜻山作品
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