呉須絵面取花瓶
白土で成形し、八面に面取りしました。全体に白化粧をして、素焼のあと呉須で絵付をしています。朝鮮王朝時代(李朝)の染付のような柔らかい質感を求めて、半マットに焼き上がる釉薬を掛けました。木曜日会員 KKさんの作品。
呉須掻落し段重
赤土でロクロ成形。削り仕上げの後、白化粧をして半乾燥、さらに呉須を全体に塗って模様を搔き落としました。クラブ入会20年近い日曜日会員YHさんの作品。
染付小鉢
磁土を使ってロクロ成形。素焼き後、呉須絵の具で祥瑞模様を絵付けしました。祥瑞は中国の清の初期、景徳鎮で作られた染付の器です。根気のいる絵付けが得意の日曜日会員JTさんの作品。
呉須絵網目文茶碗
白土でロクロ成形。素焼きのあと呉須絵の具を使って、伝統柄の網目文を下絵付けします。透明釉を掛けて本焼きしました。土曜日会員KKさんの作品。
猫の絵の小皿
白土でロクロ成形。家で飼っている子猫を絵付けしました。呉須で輪郭を描いて、色の下絵の具で着彩しています。水曜日会員SIさんの作品。
掻落し台皿
赤土でロクロ成形、仕上げのあと白化粧を全体に掛けています。下絵具を塗って、絵を掻き落としました。台皿としても反対に置いて皿としても使えるように内側にマットな灰釉、外側に長石釉を掛けて印象を変えています。火曜日会員KIさんの作品。
染付加彩小鉢
磁土でロクロ成形。呉須で軽やかに線描きをして、下絵の具で色を加えました。灰を使った透明釉でやや青みを帯びた焼き上がりが呉須の青と調和しています。日曜日会員NMさんの作品。
鉄絵掻落し小皿
白土で板作り成形。仕上げの後、鬼板を塗り模様を掻き落としています。素焼して長石釉を掛けました。鼠志野と言われる伝統技法と同じタイプです。月曜日会員KOさんの作品。
色絵カップ
色絵というと普通上絵のことを言いますが、この作品は下絵具を使っています。赤土で成形後、白化粧を全体に掛けて、素焼のあと絵付けして透明釉を掛けています。酸化の窯で焼くことで、明るい欧州風を狙いました。日曜日会員SYさんの作品。